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今回から、『骨盤のゆがみの改善方法』 を解説します。第1回目は、『骨盤の知識』 をテーマにして解説します。
骨盤のゆがみの改善方法としては、セルフメンテナンスとして自分で行うものと、専門
家の施術によるものとがあります。今回ご紹介するのは、自分自身で行う『骨盤矯正
の加圧アイソメトリック法』をご紹介します。まずそれに先立ち、骨盤について簡単な
ご説明を致します。(画像をクリックすると大きくなります。)
まず、骨盤をいろいろな方向から見てみます。
前方から | 前方斜め上から | 斜め上から | 上から |
後方から | 後方斜め上から | 後方斜め下から | 下から |
骨盤は、左右の寛骨(前から見たときに左右の耳の様な形の部分)と、後方中央にある
仙骨(後ろから見たときに真ん中にある象の顔のような形の部分)、尾骨(仙骨の下の
象の鼻のような形の部分)で構成されています。
左右の寛骨は、前方で恥骨結合(ちこつけつごう=正面中央の骨の連結部分)と、後方
で左右2つの仙腸関節(せんちょうかんせつ=仙骨と寛骨の骨の連結部分)でつながっ
て、中央に空洞のある円柱形の写真のような形状をしています。通常の恥骨結合は可
動性がなく、仙腸関節も、ほとんど動かない関節ですが、女性の場合、妊娠や出産など
のときにホルモンの影響でゆるみをもつようになっており、その戻りが不完全であった場
合などに、骨盤のゆがみの原因となることがあります。また骨盤のゆがみは、O脚やX脚、
脊柱の湾曲など、他の関節や骨格への影響や、筋肉のアンバランスにもつながり、また
内臓の色々な病的症状に関連する場合もありますので、気をつけなければなりません。
では次に、からだに対しての骨盤の位置関係を見てみます。
前方から
後方から
横方向から
横方向から
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