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『からだのゆがみ』シリーズ その1
まずはじめに、『からだのゆがみ』 を理解するために、『体型は、なぜ人によって違うの?』 から考えてみたいと思います。
体型には、スリム、中肉中背、筋肉質の、脂肪過多など、さまざまな体型があります。
なぜこのような違いがあるのでしょうか?
人間の筋肉、脂肪、皮膚、内臓、血管などを取り除き、骨格だけにした場合、当然長さや太さの違いがあります。
しかし、『同じ身長の骨格の人に、体型の差が出るのはなぜだろう?』と疑問に思ったことはありませんか。
日常的な食事や生活状況が影響しているのはもちろんですし、遺伝や民族性の違いなども深く関係します。
スポーツ選手の場合を見てみると、お相撲さん、マラソンランナー、新体操の選手、水泳選手、柔道選手、空手選手、その他にも、競技種目別にいろいろな体型のタイプがあります。同じ種目の場合、やはり同じような体型になる傾向が強いのです。
これは、その競技特性や、反復的な練習で、『スキルアップ』(技能技術の向上)が育まれる過程で、 『適応性(順応性)の体型補正』が形成されるからです。
しかし、そのような特別な環境を持たない一般的な人の体型は、次の要因が大きく関与して形成されます。
《先天的要因》 遺伝形質、奇形、妊娠中や出産時に加えられた薬物や外力などなど。
《後天的要因》 環境変化、躾(しつけ)、学習、反復的負荷、食事、運動、偏位姿勢、
成長とバランス、病気、怪我、骨折など。
先天的なものについては、自己努力だけで変えていくことは困難ですから、専門機関での処置が必要となります。
後天的なものについては、取り組み方しだいで、かなりの部分を改善(矯正)させることができます。
では、後天的なものの中で、改善(矯正)させにくいものと改善(矯正)が期待できるものとは、どのようなものなのでしょうか。
いくつか次に例をあげてみました。
◇改善させにくいもの 欠損(切断された指など)、再生不良な障害(大やけどなど)、
生命活動のない組織(壊死など)、歯並び、
病気の後遺症(脳梗塞の後遺症の拘縮など)。
◇改善が期待できるもの 利き手(足)、『からだのゆがみ』(習慣性の姿勢によるもの)、
一定期間内の変化(正常な妊娠、出産)、メタボ体型など。
上記の中で、『変化させにくい』に挙げたものを改善や矯正をするためには、先天的なものと同様に、 形成外科などでの処置や対処が必要となります。
『改善できる』に挙げたものは、個人差はありますが、訓練や習慣づけなどで、改善や矯正が可能な場合も多数あります。
しかしながら、先入観であきらめて、意外とそのままにされているケースが多いのです。
皆さんも、スポーツ選手が体型が変化させる、『適応性(順応性)の体型補正』など、からだのしくみをうまく活用して、
『体型の補正』や『からだのゆがみ』を改善(矯正)にチャレンジしてみませんか。
次回は、いろいろな『からだのゆがみ』について、をご紹介します。
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