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今回は『二の腕(上腕部)の筋肉引き締めワークアウト』について解説いたします。

 二の腕(上腕部)には、大きく分けて、ひじの関節を曲げるための筋群(屈筋)と、伸ばすための筋群(伸筋)があります。
 その両方がうまくバランスを保ちながら作用して、ひじの曲げ伸ばしの動きをコントロールしています。
(一部の筋肉は、肩の関節の動きにも、多少影響します)。
 
 屈筋のもっとも大きなものが、
上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)で、ひじを曲げたときに、上腕部で『ちからこぶ』を作る筋肉です。
 伸筋のもっとも大きなものが、上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)で、ひじを伸ばしたととき、『ちからこぶ』の反対側(後ろ)にある筋肉です。

これらの筋肉を、負荷(重さや抵抗)ゼロもしくは、少なめにして最大ストレッチから収縮のピークまで
ストローク(動きの道筋)を、やや早めのテンポで、リズミカルに動かすことを繰り返します。
途中、5回に1回程度の割合で、『絞込み』のための『アイソメトリック(等尺性収縮)』を入れます。
各エクササイズとも、約1分間程度これを繰り返します。
終了時に、トレーニングした筋肉を、再び強くストレッチして緊張感と効果を確認します。

 同じような動きでも、角度や早さ、主目的の部位などにより、数十種類のバリエーションがあります。
 筋肉の慣れ防止や、また刺激としての変化つけるために、約1週間程度で種目をどんどん変更していきます。
 
 1回に行うプログラムとしては、各種目を1分間程度、3種目ぐらい良いでしょう。左右単独で行うものがあっても、
時間にして5分も
あればできますので、ぜひやってみてください。
  (でも実際は、この
5分という時間が、毎日はなかなか続けられないようですね)
 
 よく 『テレビを見ながらでもできる運動です』、『~しながらどうぞ』 などといってるのを耳にすることがありますが、
これは絶対にやめてください。
何か他のことに気をとられながら、エクササイズを行うぐらいでしたら、そのときは、
気になるテレビ番組なり、気になることを済ませてから、
その後、集中力と緊張感をもって行います。
 気持ちが向いていないときのエクササイズは、まったく効果がまったくありません。
むしろ疲労感や危険性が増すだけで、モチベーション(やる気の意思)も低下してしまいます。 
 
 すべてのスポーツや学習などでも同じことだと思いますが『~しながら』では、
 
    『集中しない → 緊張感がない → やっているのに結果が出ない 
             
→ やる気がなくなる → ますます状態が悪くなる → 逃避する』

                   という負のスパイラル(悪循環)に落ち込みますので、気をつけてください。
 
 
◇二の腕(上腕部)のシェイプアップ ワークアウトメニュー
(左が開始時の姿勢で、右が筋肉収縮ピーク時の画像です。画像はクリックすると大きくなります)  
開始姿勢       筋収縮ピーク
   S_P1140475.jpgS_P1140476.jpg ◎トライセップス・キックバック
  ひじ位置を動かさないように固定して、腕を後ろ上方に伸ばしていきます。
  姿勢は軽くひざを曲げ、からだを少し前屈した状態で行います。



S_P1140477.jpgS_P1140478.jpg ◎クロス・パンチ
  斜め前に軽く早いパンチを突き出して、すばやく引き戻します。
  パンチを出すとき、腰も一緒に回転させると、おなか周りにも効果的な
  エクササイズとなります。


S_P1140479.jpgS_P1140480.jpg ◎トライセップス・エクステンション
  顔の前に位置した手を、前下方に押さえるように伸ばしていきます。
  ひじの位置は、できるだけ動かないように意識します。



S_P1140481.jpgS_P1140482.jpg アームカール
  太もも
前に位置した手を、肩の高さに引き挙げるようにします。
  これも、ひじの位置があまり動かないように意識します。



S_P1140483.jpgS_P1140485.jpg ◎ディップス
  腰の後ろでからだを支えた位置に手を置き、からだを上方に押し上げるように
  ひじを伸ばしていきます。
  腕の後ろ側に、適度な負荷を感じるように、足の力を加減してください。


S_P1140488.jpgS_P1140489.jpg ◎ハンマーカール
  
こぶしを握って、親指側を前に向けた位置から、そのこぶしを肩につけるように
  ひじを曲げていきます。



S_P1140486.jpgS_P1140487.jpg ◎ハンマーパンチ
  
の両横にこぶしを構えた位置から、トンカチを振り下ろすようにひじを伸ばします。
  ひじを、体の後ろに引かないように気をつけて行います。



S_P1140490.jpgS_P1140491.jpg ◎アームツイスト・エクステンション
  両手を前または横に伸ばし、内外にひねりを加えます。
  肩に力が入り過ぎないように気をつけて、腕の緊張を感じながら行います。



S_P1140492.jpgS_P1140497.jpg ◎アップダウン・シェイク
  
ひじを固定した状態で、下に手を振ります。
  そのとき、手に内外のひねりの緊張感を加えます。



S_P1140494.jpgS_P1140495.jpg ◎リバース・プルダウン
  自分の方に向けて肩の前に位置した手を、伸ばしながら下げていくようにします。
  ひじは最初の位置から動かないように意識します。

 S_P1140496.jpgS_P1140497.jpg
 ◎トライセップス・プレスダウン       
  手のひら側を前に向け、顔の前に位置した手を、前下方に向けて押すように
  伸ばしていきます。
  ひじの位置をできるだけ固定して行います。


S_P1140498.jpgS_P1140499.jpg ◎オーバーヘッド・フロントシェイク
  手のひらを耳の方に向けの横に位置した手を、前方に投げ出すように伸ばしていきます。
  このとき、ひじが横に開いてしまわないように気をつけます。



S_P1140500.jpgS_P1140501.jpg ◎サイド・プッシュダウン 
  体の横でひじを曲げた状態に位置した手を、下に向かってに押し下げるように
  伸ばしていきます。
  少し後ろめに押し下げる気持ちで動作します。  
 

S_P1140502.jpgS_P1140503.jpg ◎アッパー・クロスプッシュ
  両肘を後ろに引いた位置から、上方に向かって手を伸ばし、交差させます。
  このとき、背筋もピーンと伸ばして緊張感を持たせると、おなか周りのサイズダウン
  にも効果的です。

    上記以外のも、沢山のプログラムやバリエーションがありますが、代表的なものをいくつかご紹介しました。 
    また、次のようにチューブを使って、軽い負荷を与えてのトレーニングをすることも非常に効果的です。
         (チューブには色々なタイプがあり、スポーツ店や100円ショップなどで販売しています。)

S_P1140435.jpgS_P1140438.jpg
 ◎チューブ・エクササイズ 
 
 

  上記のエクササイズを色々組み合わせて、今日からでも、ぜひ試してみてください。
  そして自分が手ごたえを感じるものだけでいいですから、継続して実践してみてください。
  
二の腕のシェイプアップが、必ずや大きく一歩前進して楽しくなります。

  自分の体が変化していくことを楽しむ気持ち』、これがなによりの シェイプアップの特効薬』 になりますよ。

    次回は、『プルプル二の腕』の解消法の実践編 その2 (脂肪燃焼マッサージ編)をアップしますので、ご期待下さい。

 

                                      ◎ご意見やご質問は、右下の『Comment』をクリックしてお寄せ下さい。


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