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『からだのゆがみ』シリーズ その1
まずはじめに、『からだのゆがみ』 を理解するために、『体型は、なぜ人によって違うの?』 から考えてみたいと思います。
体型には、スリム、中肉中背、筋肉質の、脂肪過多など、さまざまな体型があります。
なぜこのような違いがあるのでしょうか?
人間の筋肉、脂肪、皮膚、内臓、血管などを取り除き、骨格だけにした場合、当然長さや太さの違いがあります。
しかし、『同じ身長の骨格の人に、体型の差が出るのはなぜだろう?』と疑問に思ったことはありませんか。
日常的な食事や生活状況が影響しているのはもちろんですし、遺伝や民族性の違いなども深く関係します。
スポーツ選手の場合を見てみると、お相撲さん、マラソンランナー、新体操の選手、水泳選手、柔道選手、空手選手、その他にも、競技種目別にいろいろな体型のタイプがあります。同じ種目の場合、やはり同じような体型になる傾向が強いのです。
これは、その競技特性や、反復的な練習で、『スキルアップ』(技能技術の向上)が育まれる過程で、 『適応性(順応性)の体型補正』が形成されるからです。
しかし、そのような特別な環境を持たない一般的な人の体型は、次の要因が大きく関与して形成されます。
《先天的要因》 遺伝形質、奇形、妊娠中や出産時に加えられた薬物や外力などなど。
《後天的要因》 環境変化、躾(しつけ)、学習、反復的負荷、食事、運動、偏位姿勢、
成長とバランス、病気、怪我、骨折など。
先天的なものについては、自己努力だけで変えていくことは困難ですから、専門機関での処置が必要となります。
後天的なものについては、取り組み方しだいで、かなりの部分を改善(矯正)させることができます。
では、後天的なものの中で、改善(矯正)させにくいものと改善(矯正)が期待できるものとは、どのようなものなのでしょうか。
いくつか次に例をあげてみました。
◇改善させにくいもの 欠損(切断された指など)、再生不良な障害(大やけどなど)、
生命活動のない組織(壊死など)、歯並び、
病気の後遺症(脳梗塞の後遺症の拘縮など)。
◇改善が期待できるもの 利き手(足)、『からだのゆがみ』(習慣性の姿勢によるもの)、
一定期間内の変化(正常な妊娠、出産)、メタボ体型など。
上記の中で、『変化させにくい』に挙げたものを改善や矯正をするためには、先天的なものと同様に、 形成外科などでの処置や対処が必要となります。
『改善できる』に挙げたものは、個人差はありますが、訓練や習慣づけなどで、改善や矯正が可能な場合も多数あります。
しかしながら、先入観であきらめて、意外とそのままにされているケースが多いのです。
皆さんも、スポーツ選手が体型が変化させる、『適応性(順応性)の体型補正』など、からだのしくみをうまく活用して、
『体型の補正』や『からだのゆがみ』を改善(矯正)にチャレンジしてみませんか。
次回は、いろいろな『からだのゆがみ』について、をご紹介します。
◎ご意見やご質問は、右下の『Comment』をクリックしてお寄せ下さい。
1)上腹部が細身であるのに、ヘソより下のところが、食事をしたあとポコッと膨らむ人
2)腹部の筋肉に少しゆるみがあり、下腹全体にふっくらと盛り上がっている人とがあります。
そこに食物が入ったとき、その重みでより一層、胃が下にさがってしまったために下腹が出てくるのです。このような人は、腸間膜という、
内臓を吊り上げておく筋肉の膜がやや伸びやすい傾向にあります。
後者 2)のほうは、腹直筋下部の筋力や、大腰筋、外腹斜筋、内腹斜筋など、腹部を交差して斜めに締め付ける筋肉の緊張が低下
している方です。
それでは、前者 1)の改善方法ですが、
1回の食事で短時間に量を多くしないように心がけ、胃自身の収縮力と緊張を取り戻させ、同時に腹腔内と内臓の筋肉の活性化の
ための刺激を与えるようにします。
具体的には、体幹部の伸張法などで、腹部と内臓の緊張を高め、腹式呼吸で横隔膜による腹腔内と内臓のマッサージを行います。
後者 2)のほうは、ゆるんでいる筋肉をターゲットにしたトレーニングを行います。 下記の参考トレーニングを記載します。
◇腹直筋下部のトレーニング
立ったままの状態から、下腹に意識を集中して前屈し、
ひざを伸ばした足を、交差するように内側に挙げて、
下腹をしぼりこみます。上体は足を上げた方に向けてねじります。
◎スタンディング・レッグレイズ・アブクランチ
立ったままの状態から、足全体と背中の緊張を保ったまま、足を伸ばして前に出し、
背筋を丸めないように注意し、胃の高さではなく、骨盤の位置(ヘソより下)で
前屈します。足はやや内側に向けて挙げていきます。
◎ストレッチ・ボディシェイク
両手を上方に挙げて背筋を伸ばして緊張させ、そのままの緊張を維持しながら、
左右にからだを振ります。体を曲げた方向に、足も伸ばして横に挙げます。
やや反り気味に、下腹のピーンと張り詰めた緊張を感じながら、動作を行います。
◇内腹斜筋・外腹斜筋のトレーニング
◎ベント・ツイスト
からだを前に傾けた状態で緊張させ、その力を緩めずに、背骨を軸にからだを
斜め前にをねじりこみます。
そのとき、お腹の前横に、『こむらがえり』のような緊張を持つとベストです。
◎ヒップレイズ
腰の横上で筋肉の緊張を作り、骨盤を斜め上方に引き挙げることを繰り返します。
軽くひねりも加えながら、左右交互に行います。できるだけ肩や頭などが動かないで、
骨盤が上に高く挙がるように意識します。
◎インクライン・ツイスト・プレスダウン
からだを斜め後ろに傾けた状態から、ひねりを加えながらそらすように後方に曲げます。
そのとき、後ろ下方に向けて手を押し下げ、その際からだを、さらに深く曲げるように
意識します。
以上が『下腹を引っ込めるためのエクササイズ』です。まだまだバリエーションはたくさんありますが、そのいくつかをご紹介しました。
何よりも大切なことは、はっきりとターゲット(下腹)に対して、意識と負荷を集中させることです。
よく、「おなかを引っ込める為にやっている」運動として、仰向けに寝て、からだを前に曲げながら起こしていく『上体起しの腹筋運動』ですが、
これは、効かせる筋肉の知識をよほどしっかり持っていなければ、上腹部には効いても下腹部にはまったく効果を出しません。
それどころか、前屈時に骨盤がテコの支点となるため、腰椎に大きなトルク(ねじりの力)が加わって、腰痛の原因となっていることも多いのです。
『上体起しの腹筋運動』』は、頑張れば頑張るほど、腹直筋が前に盛り上がって、おなかがへこむどころか、前より出てきたと感じる人の方が多いと思います。
『上体起しの腹筋運動』では、おなかに『ちからコブ』を作るようなもので、引っ込ませる事はできません。腹直筋には、『白線(はくせん)』と『腱画(けんかく)』という、縦横に筋肉を押さえつける強い腱があります。その白線と腱画が、腹直筋のでこぼこを6~8個に割っているものなので、腕の『ちからコブ』のようには膨らむことはありませんが、下腹をへこませることには効果が薄いと思います。
おなかを引き締めたいと思うなら、筋肉の緊張を、ターゲットとする部位に的確に作用させて、そのあと全身の代謝を上げてシェイプし、より絞り込むように脂肪を落としていくことが、一番効率よく変化を起させることになります。
◎ご意見やご質問は、右下の『Comment』をクリックしてお寄せ下さい。
今回は、 『プルプル二の腕の解消法 リンパマッサージ』 について解説いたします。
私たちのからだの細胞構成、物質移動、物質代謝などには、液体成分(血液、リンパ液、組織液、体液、その他)の存在が絶対的に必要となります。からだの中の60パーセントが水分であり、それは細胞の外にも、細胞内にも存在します。
それらの組織液は浸透圧の作用などにより、ほとんどが毛細血管に再吸収されますが、約10パーセントがリンパ液としてリンパ管に回収されます。特に分子量が大きい脂質やタンパク質などの毛細血管壁を通りにくい物質は、リンパによって運ばれます。また腸から吸収された脂質は血管に入らずに、リンパ管を通るので、食物をとったあとのリンパは牛乳のように白濁した『乳び』と呼ばれる、脂肪滴を多く含むリンパが流れます。
リンパは、血管とは違い、心臓のような拍出ポンプを持ちません。リンパ管の周囲の筋肉まどの動きが圧迫力となって、流れをつくります。したがって、流すための作用が少ない場合は、溜まってしまう量が多くなり、浮腫(むくみ)などとして現れます。また脂質を分解や排泄するサイクルがスピードダウンしてしまうと、皮下脂肪の増加が起こりやすくなります。
『流れる川は、よどまない(濁らない)』 という言葉がありますが、私たちの体の中にある、血液や組織液などの液体成分は、
細胞の構成や、生命維持活動のための物質の運搬、新陳代謝、免疫などさまざまな役目を担っています。それが全身をくまなく
めぐり、常に入れ替わりをしていれば、病気や健康に関する色々なトラブルを回避(遠ざける)することができます。
◇リンパマッサージに用いる施術の基本的手技について
軽擦(けいさつ) 皮膚表面に手指を密着させて、撫でる、さするなどで血液や体液の循環を活発にさせる手技です。
強擦(きょうさつ) 軽擦よりも圧力を強くして、硬結(こうけつ=細胞や組織が硬く変性したもの)を分解させやすくする手技です。
圧迫(あっぱく) 軟部組織(皮膚、筋肉、血管、神経など)を押さえることで、その圧力に対する体の反応を活用して、循環や
代謝、興奮性や鎮静化を促進する手技です。
揉捏(じゅうねつ) 軟部組織を、もむ、こねる、動かす、などの刺激により、緊張や弛緩(しかん=ゆるむこと)の状況を変化させ,
血行や老廃物の排出促進、またその他にもさまざまな生体の反応や反射を起こさせる手技です。
私たちのからだは、腕は腕、足は足というように、パーツごとでは存在せず、全身でひとつの生命体を形成しています。
本来、 『リンパマッサージは、リンパ液の全身的に円滑な流れを促進させる』 ことが目的ですから、特定な部位のみが対象というのものではなく、全身のバランスをとることが最も望ましいのですが、今回は腕を中心とした施術方法のご紹介ということですので、
そこのところをご理解の上ご覧下さい。
◇リンパマッサージの施術目的
①老廃物を流し排出させやすくすること。
②脂肪多く含むリンパ液の体外への排出のために循環サイクルのリズムアップをする。
③細胞内外の余分な水分の停留をさせない。
そして、不要な水分や老廃物がそこにとどまる事よりも、流れることの方が素早く適正に行われる健康的なからだを作ることで、
むくみやお肌のトラブル、体質の健全化、もちろんダイエットにも大きな効果を期待できる施術です。
もう一度繰り返しますが、 『流れる川は、よどまない(濁らない)』 、これは、健康や美容についてもまったく同じことが言えます。
流れの悪くなった体液や、不必要な栄養、老廃物などをからだの中で停滞させることこそが、『よどんだ川』の状態にさせるのです。
それでは、『プルプル二の腕』 を解消のリンパマッサージ(セルフケア方法)の実際についてご説明します。
《ご注意》マッサージを安全また効果的に行なっていただくため、次のことにご注意下さい。
◇施術を行う際は、できるだけ対象部位や体全体が温まっている状態で行ってください。
◇マッサージを行う場合の圧力の程度は、最初のころは、心地よく感じる程度からはじめてください。
◇施術部位の組織が柔らかくなり始めたら、少しだけ圧力を強くしますが、あまり力を入れすぎてすると、皮下出血を起こしたり、
炎症などが出てくることがありますのでご注意下さい。
◇マッサージを行う際は、すべりを良くするために、オイル、ジェル、石鹸水などをご使用下さい。
◇特に腋窩部への施術の圧力については、徐々に上げてください。腋窩部には腋窩神経が走行しており、その神経は、
三角筋(肩の丸みの筋肉)の支配神経で、傷つけてしまうと腕を横や上に挙げにくくなることがあります。特にご注意下さい。
◇施術の際は、上半身の衣服は脱衣して行います。写真撮影のため、着衣のままで行っておりますことをご了承下さい。
◇写真では最初の一部分のみでジェルの使用状態を示していますが、写真撮影上、途中のジェル使用は省略しています。
実際はすべての動作でジェルを使用してください。石鹸水やオイルの場合でも同じです。
(湿性の滑材を使用せずに行うと、毛穴や皮膚が摩擦による炎症を起こす場合があります。)
◇施術時間ですが、腕全体を行うのには、15分~20分程度で行うのが適当だと思います。
(用意) 椅子に腰掛けて、手を心臓よりも高い位置に挙げて用意します。
1)腋窩(えきか=わきの下)部に対して、軽い軽擦と圧迫をくりかえして、リンパ液の吸収と排出の組織を柔軟にします。
〔やり方〕 わきの下に手の四指を当て、ゆっくりと後ろから前に向かって円を書くようにさすり、そのあと押さえます。
これを約1~2分間、繰り返しながら少し暖かく感じるまで行います。
※皮下組織の硬結や循環の停滞している部分があれば、強擦も併せて行います。(以下同様)
2)次に、手首の上側から肩に向かって、求心性(きゅうしんせい=心臓の方に向かう)の手掌もしくは四指の軽擦を行います。
〔やり方〕 手先のほうから肩に向かって、心拍数 1回に対して2~3回ぐらいのスピードでさすります。
3)続いて、手首の下側(手のひらのほう)からわきに向かって求心性の手掌もしくは四指の軽擦を行います。
〔やり方〕 手先のほうからわきに向かって、心拍数 1回に対して2~3回ぐらいのスピードでさすります。
4)次に、手首の上側から肩に向かって、二指揉捏、四指揉捏、把握揉捏を行います。
〔やり方〕 二指揉捏(にしじゅうねつ)とは、親指と人差し指の腹の部分を使いもみ、こねる方法です。
四指揉捏(ししじゅうねつ)とは、人差し指から小指までの4本の指の腹の部分を使いもみ、こねる方法です。
把握揉捏(はあくじゅうねつ)手のひらまたは、親指と四指を使いつまむようにはさみもみ、こねる方法です。
5)続いて、手首の下側(手のひらのほう)からわきに向かって、、二指揉捏、四指揉捏、把握揉捏を行います。
〔やり方〕 上記参照のこと
6)次に、手の上側、下側ともに求心性の指髁軽擦(しかけいさつ)を行います。
〔やり方〕 こぶしを握った人差し指から小指までの関節の部分を使って、撫でるさする方法です。手の遠位部(指先のほう)から
近位部(からだに近いほう)へ向かって求心性に行います。
7)次に、側胸部(胸の横のあたり)からわきに向けての手掌軽擦を行います。
〔やり方〕 手のひらを肌に密着させ、横腹から上にさすり挙げるように行います。
8)最後に、2)と3)で行った腕全体の軽擦をしたのち、1)で行った腋窩のリンパに対しての軽擦と圧迫を再び行って終了します。
〔やり方〕 1)2)3)を参照のこと
どうですか、理解できましたでしょうか?リンパマッサージは、前回の脂肪のマッサージよりも神経や血管への圧をかける事が多いので、 くれぐれも粗暴な施術とならないように、十分に気をつけて行ってください。またご自分のからだに対して行うことを前提としてご紹介しています。どんなに親切心であっても、有資格者でない方は、自分以外の他の人への施術は絶対に行わないで下さい。自分に対して行う場合は、痛みや違和感など、自分自身で感じることができますので、ちからの加減もわかりやすく、自己責任として行えますが、他の人への施術行為は、医療法上禁止されており、法的にも処罰の対象となります。また、人間関係のトラブルの原因となる場合もあります。上記を十分なご理解の上ご活用いただければ幸いです。
シリーズで 『プルプル二の腕の解消法』を掲載してまいりましたが、お役に立てましたでしょうか。
『二の腕を細くする』ということは、単純に痩せると考えるのではなく、
1)筋肉の引き締めと適正な食事による、体質体型の改善。
2)脂肪の分解とエネルギーとしての燃焼、また体外への排出。
3)血液、体液の流れを促進して、停留を解消し老廃物の除去を促進する。
ということを、上手に実践していただければと思います。
食事の減量だけでは、細くなっても、たるみやシワがでてきますよ。 綺麗に美しく、引き締まっていただきたいと願っています。
ガンバレ~!
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今回は, 『プルプル二の腕』の解消法 脂肪燃焼マッサージ(セルフケア方法) について解説いたします。
脂肪燃焼マッサージとは、皮下の脂肪を対象としたマッサージで、体の部分痩せ、スリムアップを目指して、脂肪細胞をすり潰すようにマッサージして、脂肪の粒子をできるだけ小さく、柔らかくさせ、脂肪の代謝を促進させやすくするための施術です。
入浴後や体が温まっているとき、また運動の前日や翌日など、代謝のリズムに刺激や変化があるときの施術を特にお勧めします。
脂肪の量や硬さにもよりますが、二の腕(上腕部)の場合、片手の施術で、10分~20分程度の施術時間を要します。
◎二の腕(上腕部)の脂肪燃焼マッサージの方法(セルフケア方法)
《ご注意》 マッサージを安全に、また効果的に行なっていただくため、次のことにご注意下さい。
◇施術を行う際は、できるだけ対象部位やからだ全体が温まっている状態で行ってください。
◇マッサージを行う場合の圧力の程度は、最初のころは、心地よく感じる程度からはじめてください。
◇脂肪組織が柔らかくなり始めたら、少しだけ圧力を強くしますが、あまり力を入れすぎてすると、皮下出血を起こしたり、
炎症が出てくることがありますのでご注意下さい。
◇マッサージを行う際は、すべりを良くするために、オイル、ジェル、石鹸水などの湿性滑材をご使用下さい。
◇施術の前日や翌日にマッサージした部位を、ワークアウト(運動)などで動かすことにより、より一層の
引き締まり感を実感していただけると思います。
◇施術の際は、上半身の衣服は脱衣して行います。写真撮影のため、着衣のままで行っておりますことをご了承下さい。
(画像をクリックすると大きくなります)
1) まずはじめに、二の腕(上腕部)全体に対しての手掌軽擦(しゅしょうけいさつ)をおこないます。
〔やり方〕 ひじの関節から肩の関節に向かって、手のひら全体を密着させてさすり上げます。
2) 次に、二の腕(上腕部)の前側の脂肪組織に対して、把握柔捏(はあくじゅうねつ)をしていきます。
〔やり方〕 『ちからこぶ』を、手のひら全体で覆いかぶせるようにして、脂肪をつかみあげながらもみます。
3) 続いて、前側の二指柔捏(にしじゅうねつ)をします。
〔やり方〕 親指と人差し指で脂肪をはさみ、軽く引っ張りながら、指の腹で脂肪の粒子を小さくすりつぶす気持ちでこねます。
4) 次に、二の腕(上腕部)の後側の脂肪組織に対して、把握柔捏(はあくじゅうねつ)をしていきます。
〔やり方〕 脂肪を手のひら全体で覆い、母指と四指ではさむようにつかみ、やや引っ張りながらこねていきます。
5) 続いて、二の腕(上腕部)後側の四指柔捏(ししじゅうねつ)をします。
〔やり方〕 親指を除いた4本の指で、脂肪を手前に引き寄せるようにこねてもみます。
6) 最後に、全体に対してなじませるように、求心性(心臓の方に向かう)の輪状軽擦(りんじょうけいさつ)をして終了します。
〔やり方〕ひじの方から肩、心臓の方に向かって、手のひら全体を使い、円を描きながらさすり上げていきます。
以上が 『プルプル二の腕の解消の脂肪燃焼マッサージ』 です。ご理解いただけましたでしょうか?
個人個人の体型・体質や、脂肪の量、またそのつき方、蓄積経過期間などにより、施術方法は、ケースバイケースではありますが、基本的にはまず上記を行ってみてください。
からだは、手をかけてあげればあげただけ、必ずそれに答えようとしてくれます。
今までの貴方がどうであったかではなく、今からの貴方がどうなりたいのかを、しっかりと心に思い描いてください。
その気持ちを持ち続けている限り、もっともっと素晴らしく輝いていきます。 ピカッ!☆
『スリムな二の腕』、に変身すると、心がワクワクして気持ちいいですよ。 貴方が、この夏自信を持って、『綺麗な二の腕』 デビューされますことを、心からお祈りしています。
次回は、『プルプル二の腕』の解消法の実践編 その3(リンパマッサージ編)をアップしますので、ご期待下さい。
◎ご意見やご質問は、右下の『Comment』をクリックしてお寄せ下さい。
二の腕(上腕部)には、大きく分けて、ひじの関節を曲げるための筋群(屈筋)と、伸ばすための筋群(伸筋)があります。
その両方がうまくバランスを保ちながら作用して、ひじの曲げ伸ばしの動きをコントロールしています。
屈筋のもっとも大きなものが、上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)で、ひじを曲げたときに、上腕部で『ちからこぶ』を作る筋肉です。
これらの筋肉を、負荷(重さや抵抗)はゼロもしくは、少なめにして、最大ストレッチから収縮のピークまでの
ストローク(動きの道筋)を、やや早めのテンポで、リズミカルに動かすことを繰り返します。
途中、5回に1回程度の割合で、『絞込み』のための、『アイソメトリック(等尺性収縮)』を入れます。
各エクササイズとも、約1分間程度これを繰り返します。
終了時に、トレーニングした筋肉を、再び強くストレッチして緊張感と効果を確認します。
同じような動きでも、角度や早さ、主目的の部位などにより、数十種類のバリエーションがあります。
筋肉の慣れ防止や、また刺激としての変化をつけるために、約1週間程度で種目をどんどん変更していきます。
時間にして5分もあればできますので、ぜひやってみてください。
(でも実際は、この5分という時間が、毎日はなかなか続けられないようですね)
これは絶対にやめてください。何か他のことに気をとられながら、エクササイズを行うぐらいでしたら、そのときは、
気になるテレビ番組なり、気になることを済ませてから、その後、集中力と緊張感をもって行います。
気持ちが向いていないときのエクササイズは、まったく効果がまったくありません。
→ やる気がなくなる → ますます状態が悪くなる → 逃避する』
という負のスパイラル(悪循環)に落ち込みますので、気をつけてください。
開始姿勢 筋収縮ピーク
◎トライセップス・キックバック
ひじの位置を動かさないように固定して、腕を後ろ上方に伸ばしていきます。
姿勢は軽くひざを曲げ、からだを少し前屈した状態で行います。
◎クロス・パンチ
斜め前に軽く早いパンチを突き出して、すばやく引き戻します。
パンチを出すとき、腰も一緒に回転させると、おなか周りにも効果的な
エクササイズとなります。
◎トライセップス・エクステンション
顔の前に位置した手を、前下方に押さえるように伸ばしていきます。
ひじの位置は、できるだけ動かないように意識します。
◎アームカール
太ももの前に位置した手を、肩の高さに引き挙げるようにします。
これも、ひじの位置があまり動かないように意識します。
◎ディップス
腰の後ろでからだを支えた位置に手を置き、からだを上方に押し上げるように
ひじを伸ばしていきます。
腕の後ろ側に、適度な負荷を感じるように、足の力を加減してください。
◎ハンマーカール
こぶしを握って、親指側を前に向けた位置から、そのこぶしを肩につけるように
ひじを曲げていきます。
◎ハンマーパンチ
顔の両横にこぶしを構えた位置から、トンカチを振り下ろすようにひじを伸ばします。
ひじを、体の後ろに引かないように気をつけて行います。
◎アームツイスト・エクステンション
両手を前または横に伸ばし、内外にひねりを加えます。
肩に力が入り過ぎないように気をつけて、腕の緊張を感じながら行います。
◎アップダウン・シェイク
ひじを固定した状態で、上下に手を振ります。
そのとき、手に内外のひねりの緊張感を加えます。
◎リバース・プルダウン
自分の方に向けて肩の前に位置した手を、伸ばしながら下げていくようにします。
ひじは最初の位置から動かないように意識します。
◎トライセップス・プレスダウン
手のひら側を前に向け、顔の前に位置した手を、前下方に向けて押すように
伸ばしていきます。
ひじの位置をできるだけ固定して行います。
◎オーバーヘッド・フロントシェイク
手のひらを耳の方に向け、頭の横に位置した手を、前方に投げ出すように伸ばしていきます。
このとき、ひじが横に開いてしまわないように気をつけます。
◎サイド・プッシュダウン
体の横でひじを曲げた状態に位置した手を、下に向かってに押し下げるように
伸ばしていきます。
少し後ろめに押し下げる気持ちで動作します。
◎アッパー・クロスプッシュ
両肘を後ろに引いた位置から、上方に向かって手を伸ばし、交差させます。
このとき、背筋もピーンと伸ばして緊張感を持たせると、おなか周りのサイズダウン
にも効果的です。
上記以外のも、沢山のプログラムやバリエーションがありますが、代表的なものをいくつかご紹介しました。
また、次のようにチューブを使って、軽い負荷を与えてのトレーニングをすることも非常に効果的です。
(チューブには色々なタイプがあり、スポーツ店や100円ショップなどで販売しています。)
上記のエクササイズを色々組み合わせて、今日からでも、ぜひ試してみてください。
そして自分が手ごたえを感じるものだけでいいですから、継続して実践してみてください。
二の腕のシェイプアップが、必ずや大きく一歩前進して楽しくなります。
『自分の体が変化していくことを楽しむ気持ち』、これがなによりの 『シェイプアップの特効薬』 になりますよ。
次回は、『プルプル二の腕』の解消法の実践編 その2 (脂肪燃焼マッサージ編)をアップしますので、ご期待下さい。
◎ご意見やご質問は、右下の『Comment』をクリックしてお寄せ下さい。